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境内散策
境内散策
本堂 不動明王
1718年(享保3)木食正禅養阿上人が、狸谷霊山北側斜面の洞窟に石像不動明王を安置する。その本尊不動明王をお囲みする為、現在の懸崖造りの本堂を昭和61年に建立。洞の神秘に包まれた願力鋭い不動明王のご尊顔を遥拝できる。
信徒 会館
信徒会館は当院の信徒であれば、ご利用いただけます。
詳細についてはお問い合わせ下さい。
奥之院
本堂からさらに山中を進むと不動明王の使者である三十六童子に導かれて、
東山三十六峰の九峰目の瓜生山の鎮守である幸竜大権現を祀る奥之院へ通じる。
宮本武蔵修行の滝
慶長9年(1605)、時の剣豪武蔵が吉岡清十郎一門数十人を迎えて
山麓「下り松」で決闘に臨むに当たり、
この滝にうたれ、修行の末、ついに不動尊の右手に持する降魔の利剣の極意を感得した。
敵への憎悪ではなく、己の恐怖、煩悩に打ち克った事を悟ったのである。
自信を得た武蔵は悠然と山を下り吉岡一門を一撃のもとに倒した。
現在、滝行はできないが己の煩悩を洗い浄める滝である。
身・口・意を浄化して不動の活力を授かろうとする信者は絶えない。
三社明神堂
三社明神堂は衣・食・住の神として享保年間木食上人により勧請祭祀されたもの。すべて人は衣食足りて、礼節を知り。住・愛を充足し得てはじめて、満足の家庭を築き、日々を安泰し得るものである。昔より、三社明神に祈りを込め、家門隆昌・立身出世の霊験により、人々の信仰篤くお百度詣りの信者、後を断たない。
ウスサマ明王
猛々しい烈火で不浄を清浄と化す神力を持つ明王。日々の生活のあらゆる不浄を清める功徳があることから「トイレの神様」としての信仰が篤い。
お迎え大師
階段途中で参拝者をお迎えする弘法大師像。全国を行脚したお大師さんに倣い足腰の健康を願う。「健脚わらじ」を奉納していく信者も多い。
白龍弁財天
ここに祀る白龍弁財天は、享保3年(1718)、木食上人参籠修行のみぎり、「一切衆生の苦難、恐怖を除き、財宝、福利を与え給え」との誓いをもとに奉安したもの。崇敬する信者も大変多く、功徳甚大にして人力を超えた利益、資具、資産をそなえている。
交通安全自動車祈祷殿
戦後まもなく、車社会の到来と共に、京都で初めて災難除けのお不動さんとして交通安全自動車祈祷が始まった。昭和41年に自動車祈祷殿が完成し、平成23年の「平成の大修理」により彩色を施しなおす。50年以上にわたり「交通安全は狸谷へ」と言われるまで、数多くの方々にお不動さまのご利益をお授けしてきた。通常、9時~16時まで30分ごとに御祈祷を行う。
弘法大師 光明殿
弘法大師を祀る大師堂。堂の周囲には四国八十八ヶ所霊場のお砂踏があり遍路の功徳がいただける。8月15日にお盆総供養法要が厳修される。堂内には納骨堂として「やすらぎ廟」を併設。