火渡り祭は本堂での護摩法要からスタートし、約20名の狸谷山山伏が鈴懸姿にてお不動様に至心に経典を捧げます。そして本堂下の火渡り道場まで練り歩き、狸谷山全山に法螺の音が厳かに響き渡ります。
荒行を積んだ狸谷山山伏の総力を結集し、家内安全・無病息災を願う。柴灯護摩の浄炎は瞬く間に舞い上がっていきます。そして浄炎の灯りが、本堂を映しだします。燃え盛る護摩壇の檀木を崩し、残り火で火床が出来上がると、狸谷山山伏を先頭に火渡りが始まります。続いて参詣者の方々が火渡りおふだを手に次々と火渡りに挑みます。【当日限定火渡りおふだ(500円)】